パニック障害で美容院が怖いなら1000円カットに行ってみよう!
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以前の記事にもまとめたけれど、パニック障害の人は美容院が苦手なことがとても多い。
髪が伸びてきて困っているけど美容院にいくのをためらっている人に、1つの対処法をお伝えしたいと思う。
1.シャンプーをされること
これがダントツで一番苦手な人が多い。私も症状が安定する前はとても苦手で、シャンプー台の上にのり、顔にガーゼをかけられたあたりから変な汗が出て息苦しくなるということが多かった。
それでも美容師さんは話しかけてくる人も多い。心臓バクバクの私はそれどころではなく、とてもストレスを感じる瞬間だった。
2.美容院はそれなりに時間がかかる
一般的な美容院というところは、まずカウンセリングから始まり、シャンプー、カット(必要ならカラーやパーマ)、そのあとまたシャンプー、ドライヤー、やっとスタイリングに入る。
カットだけでも1時間近く、カラーやパーマをしたら少なくとも2時間はかかる。
これだけ長いと、途中でパニック障害の症状が出ることもある。疲労も症状を引き起こす原因となるので、長時間緊張を伴う場所に居続けないといけないというのは大変なストレスだ。
美容院に行くことが辛くなってしまうのは、簡単に言うと、拘束される瞬間があること、拘束時間が長いこと、そのために発作が起きてしまうのではないか?ということが大きな原因なのではないかと私は思う。
ここ何年かで爆発的に店舗数が増えている1000円カット。私自身は既に美容院を克服することができたので利用したことはないのだけど、我が家では夫と小学生の息子が利用している。
息子のカットにいつも付き添うのだが、1000円カットはとにかくスピーディー!
混んでいなければすぐに席に通される。
美容師さんに購入したチケットを渡すと簡単なカウンセリングをし、すぐにカットに入る。カット後に洗い流すこともなく、掃除機のようなホースで切った髪吸い込む。スタイリングも最低限ということもありだいたい10分〜15分で終わる。
カラーやパーマはできないけど、カットだけでOKという人にはとても負担が少ない。
まず、シャンプーという難関が存在しないというのはとても楽なのではないかと思う。
症状がとても酷かった頃、私は自宅で事前にシャンプーを済ませてから美容院に行き、シャンプーを断っていた。しかし、私がパニック障害だと知らない美容師さんからすれば不思議なお客さんに見えたのではないかと思う。そういった変な気を使わなくてもいいのが1000円カットだ!
はい、そういう場合もあります。
でもそれは美容院に行っても同じことで、私の印象だと1000円カットというお店が悪いのではなく、美容師さん次第なのではないかと思う。
とある情報によると、1000円カットのお店では、一般的な美容院の働き方(長時間労働、低賃金)が合わなかった人や、女性で産後、育児などの関係で時間的に普通の美容院で働くのが難しくなってしまった人などが働いているというケースもあるらしい。
だから、経験がないとか、センスが悪いというわけではなく、しっかりとした経験がある人もいるということらしい。
我が家では息子だけでなく、夫も時間がない時に1000円カットを利用することがあるが、希望の髪型にしっかり整えてくれる美容師さんもけっこういる。
転勤族でうちは引っ越しが多く、かなりの数の店舗を利用したが、仕上がりは普通7割、大満足2割、失敗1割といったところだろうか。
1000円カットの一番の特徴というのが時間短縮のためにシャンプーをしないことだ。
だから、髪の毛の状態を整えて行く必要がある。
例えば、整髪料をつけたままだったり、ひどい寝癖がついていたり、帽子を被った跡がついていたり、髪を結った跡がついていると、そのままカットに入っていくので仕上がりが悪くなる可能性がある。
できれば、当日の朝などにシャンプーをして、髪が素直になっている状態で来店するのが良いと思う。
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発作が起きるのではないかという恐怖があり、どうしても美容院に行けないという人もいると思う。
私も症状が非常に強かった数年間は、まだ1000円カットというものもなかったので、仕方なく震えながら美容院に行っていたけれど、もし1000円カットというものが存在していたら迷わず選んでいたと思う。
でも、女性だしおしゃれはしたい。たまにはパーマヘアにしたいし、髪の色を変えて気分転換してみたいと思うこともある。
パニック障害を克服するということは、行動の制限を無くすということだと思う。だから、いつかは発症前と同じように美容院に行ってパーマをかけたり、ネイルをしてもらったりできるよう少しずつチャレンジしていくことも大事だと思う。
最初は1000円カットに行くのも怖いと感じてしまう人もいるかもしれないけど、少しずつ慣れていけばいいと思う。
1000円カットが余裕!と思えるようになったら雰囲気の良さそうな美容院にチャレンジしてみる!焦らずゆっくり自分のペースで進んでいこう。
パニック障害の改善に!踏み台昇降で幸せホルモンを増やそう!
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こんにちは。幸せママのパニック障害克服ブログのシェリーです。
朝晩冷え込む季節となってきたけれど、皆様体調はいかがでしょうか?
我が家は夫と息子が風邪を引いてしまいました(・_・;)温度、湿度の管理には気を付けましょう。
パニック障害も寒すぎたり、寒すぎたりしても発作を誘発しやすくなることがあるので気を付けたいとこですね~
今回はパニック障害と運動についてお伝えしてきたいと思う。
パニック障害の改善には適度な運動をすることが効果的と言われている。
しかし、パニック障害になると外出先で気分が悪くなるのではないかという不安を感じる人が多く、どうしても引きこもりがちになってしまう。
歩くことも少なくなるので運動不足になりやすく、症状が悪化してしまうこともある。
私もパニック発作が最も強く出ていたころは一歩家からでるのも勇気がいることで、外で運動などできる状態ではなかった。
パニック障害にはリズム運動が効く!
パニック障害や、うつの改善にはリズム運動がとても効果的と言われている。
『いち、に、いち、に!』のリズムでできる単純な運動のこと。
リズム運動は身近なものだと、歩く、会談の昇り降り、自転車をこぐ、貧乏ゆすりなどがある。
リズム運動は脳内ではたらく『幸せホルモン』と呼ばれるセロトニンの活性化を促すのにとても効果があると言われている。
パニック障害発症の原因には、このセロトニンが不足していることが関係していることがわかっている。
そのため、心療内科を受診するとセロトニンを増やすための薬(SSRI)が処方されることが多い。
しかし、薬を服用している間しか効果がなかったり、依存性があったり、服用を中止する際離脱症状がでやすいなどのデメリットも多いのが現実。
できれば生活習慣や、体質を改善することで症状をコントロールできることが望ましいと思う。
リズム運動は踏み台昇降がおすすめ
私は一時期意を決してジムに通おうと思ったことがあったのだが、運動中に軽いパニック発作を起こしてから足が遠のいてしまった。
何か家でできる運動はないか?といろいろ調べた結果、踏み台昇降運動がダイエッターの間で流行っていたので始めてみることにした。
最初は雑誌をガムテープでグルグル巻きにして作った自家製踏み台を使っていたが、すぐ補修が必要になるので専用踏み台を購入した。
これは非常に安定感がある!私はこの高さでやっているが、物足りない人には足をつぎ足し5㎝ほど高くすることができるという優れもの。
腕をしっかり振り、1,2,1,2とリズムを意識して登り降りするとよい。
運動を始めてセロトニンを分泌させるまでにはある程度の時間が必要だ。
だいたい開始5分後からセロトニン濃度が上がりはじめていき、20~30分くらいでピークとなるという。
私は録りためているドラマなんかをみながら踏み台昇降をしている。面白いドラマを見ながらであれば30分ならあっという間。
『セロトニン研究』の第一人者と呼ばれる東邦大学医師の有田先生もリズム運動を推奨している。運動時間は最低5分の運動でもよいそうだ。そして、最高でも30分以内でやめるよう指導している。疲労しすぎないことがポイント。
だいたい3ヶ月ほどで効果が現れてくるという。
私は妊娠を機にSSRIの服用をやめたが、産後、踏み台昇降をやり続けているせいか現在はSSRIは服用していない。
私が使っている踏み台はこちら⇓
エクササイズステップ台 チョコレート【踏み台昇降運動 ステッパー ステップ 台 スロージョギング ダイエット スローステップ1 ブラウン 茶 チョコ es-00】【espb】
さいごに
踏み台昇降は、外出が苦手になりがちなパニック障害患者にもとても取り組みやすい運動だと思う。
用意するものも、踏み台一つでいいのも嬉しい。
どうしても運動不足になり体力も落ちやすいのもこの病気の困ったところだが、踏み台昇降はパニック障害の改善の他にも体力づくりに役立つところが素晴らしいと私は思う。
この運動を始める前はちょっと長い階段を登るだけで、はあはあ息切れしていた私。でも今では息を切らすことなく登れる。
踏み台昇降は自分一人で行うものなので、続けられるかどうかは自分次第となるが、私のようにドラマ鑑賞タイムを決め、この時間帯は踏み台昇降をやろう!と決めるのもよいかもしれない。
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私がパニック障害という病気をコントロールできるようになった理由
私がパニック障害による最初の発作を起こしたのは20年ほど前。
最初の頃は、病名もつかなかったこともあり闇雲に症状に怯えて、もう死んでしまいたいと思えるくらいの苦しみを感じていた。
しかし、パニック障害をコントロールできるようになってからは死んでしまうのではないかと思うような症状は出ていない。
そして、旅行や、乗り物に乗ること、レジに並ぶことなど、最初は無理だと思っていたこともクリアできるようになった。
私がパニック障害をコントロールできるようになったのは偶然正しい対処法を選んでいたからだ。
医師の森下先生の『薬なし、自分で治すパニック障害』という本には、私が選んだ対処法ととても似ている部分があり、その方法がわかりやすく説明されている。 【謝恩価格本】薬なし、自分で治すパニック障害 [ 森下克也 ]
この本の内容を交えながら、私が行ってきたコントロール方法をお伝えしたいと思う。
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パニック障害は長期間(3ヶ月以上)続くストレスが続くと起こりやすいと言われている。ストレスが続くと自律神経に負担がかかり、上手く働かなくてなってしまうからだ。
そうなると、自律神経ストームという状態になる。
自律神経ストームとは
自律神経の突発的な過活動
引用:薬なし、自分で治すパニック障害
のことだ。
ストームが嵐、暴風、雨嵐、強襲などを意味することから自律神経がぐちゃぐちゃに乱れるといった感じなのだろう。
本来リラックスしたいときに、戦う神経である交感神経がガンガン活動して激しい動悸がしたり、めまいがしたりするのは自律神経ストームが起きているからだ。
自律神経ストームが動悸や息苦しさ、めまいを引き起こす。この症状は本当に死んでしまうのではないかと思えるほどの苦しさと恐怖を感じさせる。
どうしてこんな症状が起きているのか仕組みを知らない人にとっては、これから何が起こるのかわからない、目に見えない大きな不安になる。
このような不安感をもってしまうことを『薬なし、自分で治すパニック障害』の著者、森下先生は身体症状のブラックボックス化と呼んでいる。
この本によると
自律神経ストーム→身体症状のブラックボックス化→不安の増大→予期不安・広場恐怖
引用:薬なし、自分で治すパニック障害
といった具合にパニック障害の症状が悪化していくという。
理由も分からず、いつどんな症状がでるのかもわからない。しかもその症状は救急車を呼ばなければならないと感じさせるほどの強烈なものだ。そうなると見えない不安がどんどん大きくなりパニック障害が悪化していく。
私も対処法がみつかるまではとてつもなく苦しい日々が続き、今思うと鬱の一歩手前だったのではないかと思う。
森下先生は本の中でパニック障害をコントロールするには、ブラックボックスを開くことが大切だと言っている。
要はパニック障害の症状がどうして起きるのか、症状が起きた結果何が起きるのかを知るということだ。それを理解することでパニック障害をだいぶコントロールできるようになるという。
私がパニック障害を発症してからやったことは、とにかく身体に異常がないか気が済むまで検査したことだ。
当時、パニック障害という疾患自体がメジャーではなかったので、なかなか病名もつかなかった。
だから、出ている症状に対してさまざまな検査を受けた。
血液検査、ホルター心電図(24時間心電図)、肺レントゲン、肺機能検査、頭部CT、脳波、めまいの検査、胃レントゲン...思い出せるだけでもこのくらいの検査を受けた。
結果、全て正常。
検査を受けたことで、自分は健康なんだ。死ぬことはなさそうだ。と少し自信を持つことができた。
その後、パニック障害と確定診断され、この死にそうなくらい苦しい症状はパニック障害という病気が悪さをしているだけなのだ!としっかり理解した。
私は知らず知らずのうちに運良くブラックボックスを開けるという作業をしていたのだと思う。
検査を受けて健康を証明し、専門医に体調不良の原因について説明を受けることで心の底から原因を理解することができた。
私をパニック障害と診断してくれた医師は、診察のたびにパニック障害のメカニズムについてしつこいくらい説明してくれた。そして、死なない!大丈夫!うまくつきあっていこう!と励ましてくれた。
それからは必要に応じて薬を利用しつつ、行動範囲をどんどん広げていけるようになっていった。死の恐怖を感じるような発作を起こすこともなくなっていった。
私はパニック障害について理解し、自分は死なないと心の底から思えるようになってからいろいろな事にチャレンジすることができるようになった。
このブログにも綴っているように、ごく普通の生活ができるようになった。最初は発作のたびに泣いて、近くのスーパーにさえ行けなくなってしまった私が、今では一人前に子育てをし、遠方まで旅行したり、飛行機に乗ったりしているのだ!
パニック障害を理解することが一番だけど、自分のルーティンを作るのもとても良かったと思う。
過去の記事でも紹介したが、呼吸が苦しくなりそうになったらタオルを口に当てて呼吸をする、だめそうなら抗不安薬を飲むというのもパニック発作が起きそうな時の私のルーティンだ。だから、バッグの中にタオルやハンカチ、抗不安薬を必ず入れておく。
こうすれば何か起きても大丈夫!という安心材料があれば症状が出にくくなる。
ほとんど服用することはないけれど、スマホのケースの中に抗不安薬は必ず入れている。何か起きたら最悪薬を飲めばいいやと思っている。これも私のルーティンの一つ。
余談になるが、ホンマでっか!?TVでお馴染みの心理学者植木先生も30年もの間パニック障害を患っていたという。症状が出たら『横になる』ということが植木先生のルーティン。電車や飛行機に乗る時になんと遠足用のシートを持ち歩いているそうだ。
発作が起きたらどうしよう?とどうしてもマイナス思考になってしまいがちだが、どうしよう?よりもこうしよう!!と思える手段を考えていくことが大切だと思う。
私の体験談が今苦しんでいる人に少しでもお役に立てばうれしい。
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yui離婚原因は?パニック障害を抱えて双子を一人で育てる困難
今月26日、残念なニュースが飛び込んできた。
シンガーソングライターでFLOWER FLOWERのボーカルのyuiが2017年8月に離婚していたことがわかった。
2015年3月に同年代の一般男性と結婚し、同年の8月には双子の男の子を出産していた。
私は同じ疾患を患っている女性として、yuiが無事出産したことを喜び応援していただけにこのニュースは悲しかった。
小さな子供、しかも双子を抱えての離婚は先々とても困難な道が待っていると思う。
それでも離婚の道を選んだyui。
どうして離婚に至ってしまったのか、これからの芸能活動、育児などについて調べてみたのでお読みいただければと思う。
yuiのプロフィールについて
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離婚の原因は何なのか?
現在本人や事務所からは離婚理由は伝えられていないが、芸能関係者の情報では
・別居生活の後離婚に至った。
パニック障害も離婚の原因?
体調にはまだ不安も残っていますが、健康に気をつけて頑張りたいと思います
どうも、結婚当初もパニック障害は完治してなかったようだ。
パニック障害を抱えての急な結婚、双子の出産・育児となるとどんなに強いメンタルを持っていたとしても過酷なものであったと想像できる。
健康な女性でも双子の育児は沢山のサポートがあることで成り立つ。
パニック障害は寝不足や疲労、ストレスによって症状が出やすくなるため特に睡眠時間のとれない0歳児のうちはつらかったのではないかと思う。
そこで夫との連携がうまく取れていなかったりすれば、母親のストレスは大きくなり夫婦関係は危ういものとなるだろう。
健康な女性よりもハードルの高い育児を、夫はサポートできていたのだろうか?
離婚に対するネットの反応
ちょっとyuiちゃん離婚とか、、
— みりん (@bocyui1) 2017年10月26日
大丈夫なのかな😢
yuiさんが離婚していたことに驚きです……。
— Toshi。 (@toshi_yui_kob) 2017年10月26日
色んな想いがあって、この結果になったのだと思ってるけど……。
大変だろうけどこれからも頑張ってほしい……。
さくらのリア垢でyuiさんの離婚を寝起きで告げられてちょっとショックが大きいおはよう
— かな (@kanamaru_msc) 2017年10月25日
FLOWER FLOWERのyuiって、あのYUIだよな??
— マー (@kazeno_yukue) 2017年10月26日
離婚していたとは。。
メンタル面が心配である。
私的には、親権をyuiさんが持つ。
— ゆうき◡̈︎*♚︎‧*˚✩︎‧₊˚ (@suda221yui326) 2017年10月25
ということを知れてそれだけで安心してる。
離婚するのホント大変って聞くし、私の親も離婚してるけど、ワンマンとか対バンとかフェスとか、参戦したみなさんの話だとか写真で見たyuiさんの顔はイキイキしてた。それだけで安心。
人気なだけあって書き込みが沢山。
体調や子供の事を気遣う書き込みが多い。
親権はyui。2歳の双子の育児は困難が予想される
さいごに
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パニック障害だけど鎮静剤なしで胃カメラに挑戦してみた!
胃カメラは以前にも経験したことがあった。
その時は、鎮静剤を使ってうとうとしながらの検査で楽ちんだった。
体験談はこちらの記事
その後、胃の調子は良かったのだが、しばらくして引っ越しのストレスからなのか、また胃痛が起こるようになり、胃腸科を受診することになった。
診察を受けたところ、即、胃カメラしようね~と軽く検査を受けることが決定してしまった。
本当は鎮静剤を使ってくれる病院に行きたかったのだが、残念なことに近くにそのような病院がなかった。 でも、ここの胃腸科は地元の人の評判がすこぶる良い。先生は内視鏡の専門医で経験豊富。知り合いにきいても、胃カメラがすごく上手だと言うのだ。 ====
口から飲むか、鼻から入れるかの2択。迷うことなく鼻からの胃カメラに決めた。
前回胃カメラの検査を受けた時は、鎮静剤を打ち、意識が朦朧としたままだったので全く苦痛を感じることなく検査を受けられた。でも今回は鎮静剤なし。
地元の人たちのここの先生は上手という言葉を信じ、検査に挑むことになる。 検査は初診からわずか3日後に行われることに決定した。
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検査当日まで、やはり緊張してしまい毎日ネットで胃カメラ体験談を読み漁っていた。
楽だった人の体験談を読もうとするんだけど、どうしても悪い情報も目に入ってきてしまう。 そしてどんどん不安になる。 腹を決めたら余計な情報は目にするものではないと思った。
検査当日。デパスは朝飲んでもいいと言われたので検査の1時間ほど前に1錠飲んでおいた。
前回検査を受けた時同様の処置が行われる。
胃の中の泡を消すマズイ液体を飲む→鼻の通りをよくするスプレーを鼻の穴に噴射→注射器で鼻の穴にドロッとした麻酔薬を流し込む→内視鏡が通りやすくするためのチューブを鼻に挿入という流れで進んでいった。
さあ準備ができました!
そして検査室に通された。 『今日検査をします〇〇です。』
え?誰??(目の前にいるのは20代後半くらいの若い女性)
私が頼りにしている先生は60代のオジサンである。 な、 な、 なんと非常勤の医師ーー!! 聞いていないよ。(この時点でパニック)
大人気のこの病院。患者を捌ききれず非常勤医師が検査をすることもあるってことを後で知った。。
検査台に上るまで、何度も何度も今日はやめておきますと言いたかったけど、また検査当日までドキドキするのも嫌だった。怖いけど、検査を受けることに。
もうどうしようもないので医師に身をゆだね、無心になることにした。
『カメラ入れていきますね~』 カメラが鼻から入ってくる。 喉のあたりまできたとき、嘔吐反射が起こってしまった。
焦った私はカメラを引き抜こうと手を伸ばしてしまう。足もバタバタ。 慌てて看護師さんが私を押さえつける。 『ここ苦しいですよね、がんばってください』と医師。 じたばたしているうちになんとか難関である喉を抜けた。
その後、胃の中や十二指腸をみているときもひどい違和感があり、早く終わるよう祈ることしかできなかった。
でも、デパスのお蔭なのかパニック発作を起こすことはなかった。デパス様様である。
カメラを抜く時も喉を通過するので、覚悟していたが、帰りは案外平気だった。終わりがみえているからなのかなんとか違和感を我慢することができた。
カメラを挿入してから5~10分ほどしかかからなかったが、私にはとても長く感じられた。
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医師の腕前によるところもあるかもしれないけど、鎮静剤なしでの胃カメラは私にとってはとてもつらかった。 二度とこの検査は受けまいと帰りの車の中で強く思った。
パニック障害の人や、喉が敏感な人、嘔吐恐怖症の人には鎮静剤なしの検査はハードルが高いと思う。
今回近くに鎮静剤を使ってくれる病院がなく、やむを得ず意識のあるまま検査を受けたが、鎮静剤を使った検査を受けられる環境がある人は、そちらを強くおすすめしたい。
→全国の麻酔を使用した胃カメラ(胃内視鏡)検査を実施している病院
最後に検査の結果ですが、胃の中はきれいでした。
【胃がん】 ピロリ菌検査 (糞便中ヘリコバクターピロリ抗原定性検査)キット ・自宅で簡単 胃がん検査 ピロリ菌検査キット 1週間程度で結果をお届け
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【体験談】パニック障害でも鎮静剤を使えば胃カメラは楽チンだった!
以前受けた胃カメラの体験談をまとめたいと思う。
みんなに恐れられている胃カメラ検査だが、なんとパニック障害の私でも楽勝だったのだ!
SNSなどをみていても、胃カメラに恐怖感を持っている人がとーっても多い!
パニック障害じゃなくても苦手な人が多い検査。動けないわ苦しいわの胃カメラ検査はパニック障害の人には拷問に近い。
楽に検査を受けられた私の体験談が、これから胃カメラ検査に臨もうとしている人のお役に立てればと思う。
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育児ストレスが原因なのか何なのかわからないけど、胃に軽い痛みや不快感が数か月続いていた。最初は胃薬を飲んでごまかしていたが、それでも症状が落ち着く気配がなかったので検査を受ける決心をした。
パニック障害患者で嘔吐恐怖症を抱えている人はとても多い。 私ももれなくその一人だ。 ⇒嘔吐恐怖症とは(Wikipedia)
嘔吐することが子供のころから苦手だった。汚い話だけど、食道あたりまで物が上がってきてもゴクっと押し戻してやるくらい喉を刺激されることが苦手だ。
おえっという嘔吐しそうにな感覚は恐怖でしかない。
それゆえ胃カメラというものは恐怖でしかなかない。 だから検査を受けるのをずっと避けてきた。
多くの人が胃カメラが怖いと思う理由の一つは嘔吐反射への恐怖なのではないかと思う
最近は鎮静剤を使用して意識が朦朧としているうちに検査を終わらせてくれる病院もあるという。リサーチしてみると、家から近いところに眠ったまま検査をしてくれるとうたっている病院を発見した。
そこの病院は治療よりも内視鏡検査をメインでやっている病院だった。健診なんかでも利用している人が多い病院だ。検査をしてくれる院長先生は内視鏡の専門医。
苦しむことなく検査を受けれるのでは、と期待して行ってみた。
鎮静剤を使用した経鼻内視鏡検査を提案される
と、はっきり伝え、先生とどの方法で検査するのがベストか話し合った。
実はかなり昔だが、鎮静剤を使わず鼻からの胃カメラ検査をうけたことがあった。喉のあたりが敏感な私にはかなり苦しいもので、ジタバタしてしまいまともな検査ができなかった。そんな経験もあり、、鎮静剤を使っての検査を希望することを伝えた。
鎮静剤を使い、口から胃カメラを入れるという方法もあるらしいけど、先生がおっしゃるには本人に意識はなくても口から入れると嘔吐反射を起こして無意識に『オエ~』といってる人が多いらしい。(覚えてはいないらしいんだけどね。)
今は鼻からの胃カメラの精度もかなり良くなっているので、先生は鎮静剤+鼻から胃カメラ という一番楽な方法を提案してくださった。
これなら私でもできるかも!と思った。
検査は予約がいっぱいで2週間後となった。
鎮静剤を使うメリットは?
実際に検査を受けてみた!
検査当日は胃に物をいれてはいけないと注意書きにあったため、一応デパスも服用しないでおいた。
ガッチガチに緊張しながら一人で病院に行った。緊張度MAXの検査なのにデパス無しの状態で臨めるのだろうか?不安でたまらなかった。
検査は予約制なので、診察券を出すと心の準備をする間もなく検査室に通された。
ちょ、ちょっと待ってと言いたかった。
検査室に入るとベッドにまず腰かけさせらる。
胃の泡を消すというくそマズイ液体を飲まされる。 次に鼻通りを良くする薬を注入。これもまた苦くて激マズ。(それでもバリウムよりはずっとマシ。我慢はできる)
その後カメラを挿入する側の鼻の穴にドローっとした麻酔薬を大量に注入された。 これもまたすごく苦い。その液体はどんどん喉に落ちていき、喉のあたりにボワーっとした違和感が出てきた。喉に麻酔が効いてきているようだった。(ここまでは看護師さんが処置してくれた)
ここから数分、鼻の穴の麻酔が効いてくるまで待つ。
そこで先生が現れる! あらかじめ静脈に点滴も入れられていたのだが、その管から先生が鎮静剤を注入していった。
『気分はどうですか?』と聞かれたので『大丈夫です。』と答えた。 さらに、鎮静剤が追加されていく。
なんとなく意識がボーっとしてきた。でも意識はあると自分では認識していた。
しばらくすると、何かが喉の方にに入っていく感覚があった。カメラが入っていってたのかな?
でも その間『オエー』とか苦しいという感覚は全く感じなかった。
気づくと検査は終わっていた。検査台から降ろされると、休むためのベッドへ移された。いつの間にか先生はいなくなっていた
あれ??検査終わったの??
身体がフラッフラで看護師さんに抱えられながらベッドに移る。横になると案外頭はスッキリしていた。でも苦しかった記憶は全くなかった。
ここから2時間、点滴を打ちながら休養するのだが、しばらくすると先生が様子を見に来て、『どうだった?』と聞かれた。『 結構意識があって、胃カメラが入っていく感じがわかりましたよ・・』と言うと。 あれ?話しかけても全然返事しなかったよ。きっとそれは夢の世界だったんだと思うよ。と言われた。
確かに話しかけられたことを覚えてない。鎮静剤の効果ってすごい!!
こうして無事、おえっとなることもパニック発作を起こすことなく検査が終了した。
胃カメラ楽勝ー!!
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病気が見つかった
2時間の休養した後、診察室に通された。
胃の不調の原因は胃潰瘍だったのだ!そりゃ調子が悪い わけだ。
今は鼻からの内視鏡でも胃の組織をとれるので、ピロリ菌の検査と、潰瘍部分の組織検査もした。後日、ピロリ菌に感染していることも判明した。
ピロリ菌だなんてかわいらしい名前とは裏腹にすごく悪いやつです。
お腹の中にピロリ菌がいると、胃炎や胃潰瘍を引き起こす原因となるという。除菌せず放置しておくと、萎縮性胃炎になり、そこから胃がんに移行する可能性もある非常に怖い菌なのだ。
ピロリ菌に30代だと20%、50代だと50%の人が感染してるという。胃がんの99%はピロリ菌感染によるものなので、検査をおすすめする。
(ピロリ菌検査だけなら血液検査や呼気検査でもわかる)
ピロリ菌が発見された後、服薬による除去治療をした。1日2回、7日間、3種類の抗菌剤などを服用することで75%の人が除菌に成功するという。
私はめでたく1回で除去に成功した!
胃潰瘍も服薬治療で完治した。
さいごに
病院に足を運ぶのが本当に怖かったけれど、勇気を出して内視鏡検査を受けて良かったと思う。なにも見つからないのが一番だけど、私のように病気がみつかる場合もある。
ピロリ菌のように、後々大病にも発展しかねないものを発見できたのも思い切って検査を受けたおかげだ。
実際検査を受けてみて、どうしても検査開始までの恐怖はぬぐいきれなかったが、無事検査を受けることができ自信にもつながった!
私の体験談を読んでいただいて、これなら行けそう!検査を受けてみよう!と思える人が一人でもいてくれたら嬉しい。。
パニック障害で胃カメラが怖いという方に。胃の調子が悪いという方に。 全国には鎮静剤を使った検査ができる機関がたくさんある。
鎮静剤を使った内視鏡検査ができる病院の検索サイトを貼っておくので良かったら参考にしてみてね。 ⇒胃内視鏡検査に鎮静剤、鎮痛剤を使用している施設検索
【過呼吸】息苦しい時の対処法【パニック障害】
パニック障害で、一番苦しい症状は?と聞かれたら、私なら迷わず『呼吸が苦しくなること』と答えると思う!
パニック障害の症状として、一番最初に経験したのはこの症状だった。
受験のストレスでいっぱいだった高校3年生の夏のこと。
近所にジュースを買いに散歩に出た時のことだった。歩いていて、ちょっと息切れするなあと思っていたらどんどん息が苦しくなってきた。
息を吸っても吸っても足りない感じがして、気が付いたら息を吸い過ぎてしまったていたのだ。
その結果、手足が痺れ、私は死んでしまうのではないか?と思えるくらいの気分の悪さに襲われた。
本当に死ぬかと思った。。
結局、病院に運ばれることとなり、過呼吸と診断された。
その後も数年間は過呼吸を起こすことがありとても苦しかった。
でも、試行錯誤しているうちに、現在では息苦しさを感じることはあっても自分なりの対処法で乗り切ることができるようになった。
その方法についてお話ししたいと思う。
過呼吸はどうして苦しいの?
どうして息を吸い過ぎてしまうの?
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今はおすすめできないペーパーバック法
過呼吸を乗り切るためにできること
①過呼吸の仕組みを理解しておく。
②頓服薬(抗不安薬)を飲む。
③タオルを口にあてて呼吸する。
|
④息を吐くようにする。
さいごに
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