幸せママのパニック障害克服ブログ

幸せママのパニック障害克服ブログ

はじめは絶望的に苦しかったパニック障害。それでも就職、結婚、出産できました。パニック障害との上手な付き合い方を書き綴ったブログです。

パニック障害だけど鎮静剤なしで胃カメラに挑戦してみた!

胃カメラは以前にも経験したことがあった。

その時は、鎮静剤を使ってうとうとしながらの検査で楽ちんだった。

 体験談はこちらの記事

panicmama.hatenablog.com

その後、胃の調子は良かったのだが、しばらくして引っ越しのストレスからなのか、また胃痛が起こるようになり、胃腸科を受診することになった。

診察を受けたところ、即、胃カメラしようね~と軽く検査を受けることが決定してしまった。

本当は鎮静剤を使ってくれる病院に行きたかったのだが、残念なことに近くにそのような病院がなかった。 でも、ここの胃腸科は地元の人の評判がすこぶる良い。先生は内視鏡の専門医で経験豊富。知り合いにきいても、胃カメラがすごく上手だと言うのだ。 胃カメラ.gif ====

鎮静剤なしの経鼻内視鏡

口から飲むか、鼻から入れるかの2択。迷うことなく鼻からの胃カメラに決めた。

 

前回胃カメラの検査を受けた時は、鎮静剤を打ち、意識が朦朧としたままだったので全く苦痛を感じることなく検査を受けられた。でも今回は鎮静剤なし。

 

地元の人たちのここの先生は上手という言葉を信じ、検査に挑むことになる。 検査は初診からわずか3日後に行われることに決定した。

スポンサードリンク

 

大アクシデントが起こる

検査当日まで、やはり緊張してしまい毎日ネットで胃カメラ体験談を読み漁っていた。

楽だった人の体験談を読もうとするんだけど、どうしても悪い情報も目に入ってきてしまう。 そしてどんどん不安になる。 腹を決めたら余計な情報は目にするものではないと思った。

検査当日。デパスは朝飲んでもいいと言われたので検査の1時間ほど前に1錠飲んでおいた。

前回検査を受けた時同様の処置が行われる。

 

胃の中の泡を消すマズイ液体を飲む→鼻の通りをよくするスプレーを鼻の穴に噴射→注射器で鼻の穴にドロッとした麻酔薬を流し込む→内視鏡が通りやすくするためのチューブを鼻に挿入という流れで進んでいった。

さあ準備ができました!

 

そして検査室に通された。 『今日検査をします〇〇です。』

 

え?誰??(目の前にいるのは20代後半くらいの若い女性

私が頼りにしている先生は60代のオジサンである。 な、 な、 なんと非常勤の医師ーー!! 聞いていないよ。(この時点でパニック)

大人気のこの病院。患者を捌ききれず非常勤医師が検査をすることもあるってことを後で知った。。

仕方なく検査を受ける

検査台に上るまで、何度も何度も今日はやめておきますと言いたかったけど、また検査当日までドキドキするのも嫌だった。怖いけど、検査を受けることに。

もうどうしようもないので医師に身をゆだね、無心になることにした。

『カメラ入れていきますね~』 カメラが鼻から入ってくる。 喉のあたりまできたとき、嘔吐反射が起こってしまった。

焦った私はカメラを引き抜こうと手を伸ばしてしまう。足もバタバタ。 慌てて看護師さんが私を押さえつける。 『ここ苦しいですよね、がんばってください』と医師。 じたばたしているうちになんとか難関である喉を抜けた。

その後、胃の中や十二指腸をみているときもひどい違和感があり、早く終わるよう祈ることしかできなかった。

でも、デパスのお蔭なのかパニック発作を起こすことはなかった。デパス様様である。

カメラを抜く時も喉を通過するので、覚悟していたが、帰りは案外平気だった。終わりがみえているからなのかなんとか違和感を我慢することができた。

カメラを挿入してから5~10分ほどしかかからなかったが、私にはとても長く感じられた。

スポンサードリンク

 

鎮静剤なしの胃カメラ検査の感想

NG.png

医師の腕前によるところもあるかもしれないけど、鎮静剤なしでの胃カメラは私にとってはとてもつらかった。 二度とこの検査は受けまいと帰りの車の中で強く思った。

パニック障害の人や、喉が敏感な人、嘔吐恐怖症の人には鎮静剤なしの検査はハードルが高いと思う。

今回近くに鎮静剤を使ってくれる病院がなく、やむを得ず意識のあるまま検査を受けたが、鎮静剤を使った検査を受けられる環境がある人は、そちらを強くおすすめしたい。

 

→全国の麻酔を使用した胃カメラ(胃内視鏡)検査を実施している病院

 

最後に検査の結果ですが、胃の中はきれいでした。


 

スポンサードリンク