今週のお題!今年買ってよかったものは免疫力UPグッズです。
こんにちは!
はてなブログの今週のお題「今年買ってよかったもの」にのってみたいと思う。お題に挑戦は初です。こんなブログの書き方も面白いね♪
私が今年買ってよかったと思うものは免疫力をアップさせてくれるグッズ。間違いなくこれだ!
なぜ免疫力をアップさせたかったのか
今年はじめあたり、息子がマイコプラズマ肺炎になり約1週間40度近くの高熱を出して苦しんでいた。もちろん母親である私は付きっ切りで看病していた。
そのころ、私も咳が出ていたんだけど、熱が無かったので放置していた。そのタイミングで定期健康診断があったんだけど、肺に異常がみつかった。
孤立性結節影ってなんだか怖いからネットで調べたら肺がんだの結核だの怖いことばかり書いてあり、震えながら再検査に臨んだ。
検査の結果、息子のマイコプラズマが移って肺炎を起こしていたために影になっていたとのことだった。
取りあえず、ガンとか大病の類ではなかったので安心したけど、初めて健康診断で引っかかったので私も歳をとったんだなと落胆した。
若いころは仕事も一日たりとも休んだこともなかったのに。
そんなことがあった後も、肺炎を起こして体力が落ちてしまったせいなのか、風邪を引きまくり、治っては引くというのがしばらく続いていた。
少し歩いただけでも息は上がるし、家事もしんどくてこれはなんとかせねばと思ったのだった。
買って良かった免疫力upグッズ
どうすれば風邪を引きにくい健康体になれるのかいろいろ模索して、よさそうなものを探した。
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マヌカハニー |
数年前からマヌカハニーがブームになっていたのは知っていた。気にはなっていたけど普通の蜂蜜の10倍近い価格ということもあり購入を見送っていた。
でも、ここまで免疫力が落ちてくると藁にもすがりたい気持ちだった。
ということで試してみることにした。
マヌカハニーにはこんな効能があると考えられている
マヌカハニーは天然の強力な殺菌成分が含まれており、食品としても高い栄養価があるといわれてる。
・喉の痛み、鼻のつまりの改善、風邪、インフルエンザの予防
・ピロリ菌、大腸菌、腸球菌、消化性潰瘍、化膿レンサ球菌などの胃腸疾患の改善
・整腸作用
・ガンの予防・治癒
・虫歯、口内炎、歯周病の治療・防止
・炎症を和らげる
なんだかよさそうな効能ばかり。私の風邪にも効くんじゃない?と思った。
マヌカハニーってどんな味
一般的な蜂蜜をとことん濃厚にしたような味。キャラメルっぽいといったら伝わりやすいかな。
食感ももったりと重い感じ。
香りは少し薬っぽいので気になる人もいるかもしれない。
私は香りも味も嫌ではなかったので美味しく食べ続けることができた。
どんな効果があったのか?
ちょっと喉が痛いかも?と思った時に口の中でゆっくり溶かしながら食べたら喉の痛みが消えた。
食べ始めて1ヶ月目くらいから風邪を引きにくくなってきた。
ついでに小学生の息子にも食べさせていたら、風邪を引かなかった。学校でインフルエンザが流行っていた時ももらわずに済んだ。
(マヌカハニーのお蔭なのか真偽のほどはわかないけどね)
疲れとり首ウォーマー |
これはムック本。
本の帯に書いてあった免疫力UPというキャッチコピーに魅かれて購入した。
疲れとり首ウォーマーの特徴
首ウォーマーに使われてる繊維には、血行を良くするといわれているナノ化プラチナと数種の鉱物が織り込まれている。
この繊維が肌に触れると微弱な電磁波が流れて自律神経に作用し、副交感神経が高まって血流がUPする。
その結果、免疫力がUPしたり、疲労物質が除去されるなどの効果があらわれるという。
(免疫力2.8倍、抗酸化力40倍、血流促進1.4倍)
疲れとり首ウォーマーの使い方
簡単です。つけて眠るだけ。寝る時だけではなく、電車、飛行機の移動中とかリラックスしたいときなどいつでも使える。
お手入れも簡単で普通に洗濯機にいれて洗っても大丈夫。何度洗って効果は変わらず半永久的に使えるらしい。
使ってみた感想
すごく軽くて薄い素材なのにとてもあったかい!私は寝る時だけでなく、家にいる時はつけるようにしていた。
2月の最も寒い時期も首元がポカポカしていると身体全体も温まってきて楽だった。
夜も深く眠れているせいか、疲れが取れて体調がよくなってきた。
ただし、使えたのは春先まで。それ以降は暑くて邪魔になったので使わなかった。
12月になり冷え込みを感じるようになってきたので最近は風邪予防のために着用している。
身体が弱って風邪を引きまくりボロボロだった私ですが、この2つの免疫力UPグッズのお蔭で健康を取り戻した。
また寒い時期がやってた。きっと息子が小学校から怖い菌をどんどん持ち帰ってくるだろうけど、これらのグッズを駆使して菌に負けず元気にすごしたいと思う。
最後までお読みいただきありがとうございました。
家庭用トランポリンで楽しくパニック障害を改善してみる!
こんにちは。
少し前に電車でパニック発作をおこしかけて、少し弱気になっていた私ですがようやく平常運転に戻ってきたよ!
panicmama.hatenablog.com
気温もどんどん下がり、体調を崩しやすい季節になってきたのでメンタル面も含め体調管理をしていきたいと思っている。
また、再発防止のためにも自分でできることに取り組んでいきたい。
一つ、パニック障害改善のために最近始めたことがある。
それは『トランポリン』
今回はトランポリンの効果、トランポリンの飛び方などについてまとめてみたい。
※この記事は医師監修ではありません。参考にされる場合ご自身の責任において行ってください。
パニック障害は、脳内のホルモンのバランスの乱れが一つの原因と言われている。
特に、セロトニンとノルアドレナリンが関係してると考えられている。
ノルアドレナリンが沢山分泌されると、人は『不安』を感じる。このノルアドレナリンが過剰に分泌されてしまうと不安を感じるようになり、パニック発作に繋がることもある。
一方、セロトニンはノルアドレナリンをコントロールする働きがあり、セロトニンが分泌されることでノルアドレナリンの暴走を防いてくれる。
パニック障害の治療としてまずSSRIというセロトニンを増やしてくれる薬が処方されるのはそのため。
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薬を利用せずセロトニンを増やす
私は息子の妊娠を機にパキシルというSSRIの服用をやめた。パキシルは私にはすごく合っていて効果抜群だったけど、胎児に影響があるので服用をやめた。
その時、服用を中断したことによる離脱症状がひどかったので、産後もSSRIを服用するのをやめた(もちろん医師に相談上)。
そこで、薬を服用せずセロトニンを増やすおすすめの方法が『リズム運動』だ。
以前の記事でもリズム運動はご紹介した。
panicmama.hatenablog.com
リズム運動とは、一定のリズムで同じ動作を繰り返す運動である。
『いち、に、いち、に!』のリズムでできる単純な運動のこと。
テレビを見ながらできる踏み台昇降は私には合っていて今でも続けているんだけど、何か他に楽しい運動はないか?と考えたところ、ちょうど自宅にあったのが息子のトランポリンだ。
現在7歳の息子はとっても落ち着きがなく、ADHD疑いで通院中。トランポリンで遊ぶことで注意力を鍛えることができると知り、自宅での療育のために購入したのだ。
トランポリンもリズム運動になる
専門家のサイトなどで調べたところ、トランポリンもリズム運動になるという。
トランポリンなら楽しいし、続けやすいのではないだろうか。
リズム運動は継続して初めて効果が現れるものなので、なるべく楽しくて続けやすい方法を選ぶのがいいと思う。
私と息子が使っているトランポリン
送料込で3980円とかなりお手頃な価格だった。
直径約91cmで場所はあまりとらない。
80kgの重さまで耐えられるので、特に大柄でなければ大人でも安心して跳べる。
壁に立てかけておくくこともできるので、邪魔になることもない。
トランポリンの跳び方
子供のころトランポリンで遊んだことがある人も多いと思うけど、大人になってからトランポリンに触れることはあまりないのではないかと思う。
久しぶりに跳ぶと思った以上にバランスがとれない。転んだりするとケガに繋がることもあるので、手首足首を回したり、軽くストレッチなどをしてから始めるとよいと思う。
トランポリンにバランスを取りながら少し足を開いた状態で乗り、ただ上下にジャンプするだけでOK。最初あまり高くジャンプすると危険なので様子をみながら小さくジャンプしよう。
慣れてきたら大きくジャンプしてトランポリンを楽しもう。
気を付けることは、一定のリズムで跳ぶこと。私は音楽を聴きながら飛ぶようにしている。
最初はリズム運動の効果が出る5分を目安に跳び続けるといいと思う。
リズム運動には、効果的な運動継続時間があります。どの運動の場合も、運動を始めて5分後くらいからセロトニン濃度が高まり、20~30分でピークに達します。
引用:Omron
実際跳んでみると最初は驚くほど疲れるので無理はしないようにしてほしい。
慣れてきたら疲労を感じない範囲で時間を延ばしていくとよいと思う。
私は今のところ連続15分が限界だ。長く跳ぶ体力のない人は何回かに分けて跳ぶと良い。
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他にもある!トランポリンの健康効果
トランポリンの運動は、セロトニン活性の他にも嬉しい健康効果がたくさんある。
・全身が引き締まる
・美肌効果
・姿勢がよくなる
・免疫力を高める
・ストレス解消効果
トランポリンは単純に楽しい
トランポリンはリズム運動に使えるだけでなく、健康効果も盛りだくさんのすばらしい健康器具だと思う。
しかし、一番のおすすめポイントは『単純に楽しい』ということだと思う。
ピョンピョン跳ねたり、慣れてきたら体をひねってみたり、トランポリンを楽しんでみよう!
パニック障害に負けない!どんどん外出して不安を打ち消していく!
こんにちは。
先日電車の中でパニック発作をおこしかけたシェリーです。
panicmama.hatenablog.com
ちょっと時間が経ち、あの時の恐怖感もだいぶ落ち着いてきたよ。
現在女性特有のホルモンの不調があり、体調は万全とはいえないけど、精神的には落ち着いてきている。
前の日記で宣言した通り、家にこもらずどんどん外出するようにしている。
大丈夫って頭に認識させるためにね!
昨日は小学生の息子が大好きなベイブレードの大会があり、ショッピングセンターの人だかりに飛び込んできた。最近失敗した私にとっては嫌な状況へ立ち向かうよいチャンスだった。
ベイブレードって何ぞや?という人もいるよね。
簡単に言うと現代版ベーゴマ(笑)
現代のベーゴマはキラキラメタリックで、昔みたいに紐をかけてまわすのではなく、シューターというかっこいい発射装置で回す。
相手のコマを弾き飛ばしたり、バーストといってコマをバラバラに分離させたら勝ち。
ベーブレード大会の出場希望者は定員をはるか上回り、抽選となったけど息子は運よく出場することができた✨
出場する小学生の他に、小さな兄弟やら両親も同伴しているものだから、狭い会場はまるで満員電車みたいだった。ぎゅうぎゅうで移動するにも人をかき分けていく状況。
先日気分が悪くなったのも満員電車だったので、人だかりが少し心配だった。
でも、、、、
気分が悪くなることもなく息子に付き合うことができたよ!もちろん抗不安薬にも頼らなくて済んだ!
『ほら、なんともなかったじゃない!』
こうやって頭に染みつきそうになっていた不安を少しずつ解消していけたらいいと思う。
肝心の息子の闘いの結果ですが、初戦敗退。
相手のベイ(コマ)にぶつけられて、バラバラになったベイを拾う息子。どよよーんとしてます。
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私が今行っているのは暴露療法と呼ばれているもの。
暴露療法(ばくろりょうほう、Exposure therapy、エクスポージャー法)とは、不安障害に用いられる行動療法の技法である。 この技法では、不安や苦痛を克服するため、患者が恐怖を抱いている物や状況に対して危険を伴うことなく直面させることとなる。
引用:Wikipedia
分かりやすく言うと、苦手な状況、場所に慣れていくようにするということ。
今の心境として、人混みの中に外出したくないなあという気持ちはあるんだけど、今回人混みに敢えて飛び込み、大丈夫だったという自信が得られた!これは暴露療法として成功だったんじゃないかなあと思う。
ただし、暴露療法は危険で、どのくらいなら耐えられるのか、さじ加減を間違えると悪化させてしまうこともあるという。
暴露療法の定義としても『患者が恐怖を抱いている物や状況に対して危険を伴うことなく直面させる』となっている。
症状が強い人や、暴露療法をしたことのない人は専門家と相談して正しいレベルを見極めて進めていく必要があるので気を付けてほしい。
私は暴露療法は初めてではないことと、病歴が長いこともあり、限界がなんとなくわかっているのでしばらくこの療法を続けてみたいと思う。
もちろん無謀なことはしませんよ(^_-)-☆引き続きチャレンジしたことを記録していきたいと思う。
【日記】ひさしぶりに電車の中でパニック発作を起こしかけた!
私は数年前に主治医に『寛解』と言っていただき、完治したわけではないけれどもここ数年はパニック発作を起こすことなく平和に暮らしていた。
しかし、先日、 これはヤバいかも!!という状況に陥った。
とても久しぶりだったのでショックを受けているんだけど、ここは乗り越えていかねばならない!
だから、その時の状況などを反省として記録しておこうと思う。
その日の行動
その日は定期健康診断があったので、夫と一緒に電車に乗り病院へ向かった。
健康診断は少々混んでいたので2時間ほどかかった。健康診断の最中、体調に特に変化はなく、周りにたくさん人はいたけど心は平和だった。
健康診断が終わり、夫とランチ(ここでコーヒーも飲む)。
その後夕方まで街をぶらつき、買い物をしたりしてたに過ごした。
夫がその後会社にちょっと行く用事があるというので、夫とはそこでわかれ、私だけ先に一人で電車で帰宅することにした。
電車の中で発作をおこしかける
夫とわかれ、帰宅ラッシュの始まる17時台の電車に乗った。
始発駅から乗ったので座ることができた。空いていた席はちょうどシートの真ん中あたりだった。
次の駅から続々と人が乗り込んできた。
でも、その時は私は平常通り。
私が下りる駅は9駅目。20分ほどの乗車時間だ。
暇なのでスマホでTwitterを見たり、ビットコインの相場を見たりしてボケーっとして過ごしていた。
しかし、乗車して3駅目あたりにさしかかったころだろうか。何とも言えない不安感を感じ始めた。
電車はまずまず混んでおり、ビジネスマンが多い時間帯だったのでシーンとしていた。その静けさが不安を徐々に増幅させていった。
不安感の次に来たのが息苦しさだった。呼吸が浅くなり、息を吸いたい感じが出てきた。これはマズイ!と思い始めた。
過呼吸の一歩手前の段階だ。
久しぶり。この感覚。。。
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この状況をどう乗り切るか焦りながら考えた
電車の中には助けを求められる人はいない。この満員電車で過呼吸なんか起こしたら注目の的だ。
パニック障害の人に有りがちな思考に陥りそうになる。
このままでは飲み込まれてしまう。
まずは、落ち着こうと思い、バッグに入れてたミンティアを取り出す。
きっとこれを食べれば気持ちを切り替えられるはず。
そして、ミンティアを一粒口に入れる。
なんかまだ息苦しい。助けて~
そしてもう一粒。いまいち効果がない。今回のヤツは本気だな!と思う。
負けじと次の作戦へ。
昔通ってたクリニックの先生に教えてもらったタッピングを試みる。(フルコースは電車ではできないから手の甲だけやった)
タッピングって何ぞや?という人へ
www.jatft.org
ほんの少しだけ息苦しさが楽になったような気がした。
でも、事態は収束していない。
座っているという動けない状況がいけないのかな?と思い、席を立ってドアの方に移動しようかとも考えたけど、混んでいて私が立てそうなスペースはなかった。
降りるわけでもないのに席を立つのもかなり不自然なのもあり、じっと席で耐える。
不安感と息苦しさを感じながら、いろいろなことを考えた。
パニック障害について主治医に教わったこと、自分で学んだことなどを頭の中で何度も思い出した
発作は10分やそこらでおさまるもの。時が解決する。
もちろん死なないし、脳がちょっと悪さしているだけ。
呼吸をするときは、吸うより吐くこと優先しよう。
私がそんなことを考えているなんて、周りの人々は想像もできないだろうな。。。なんてくだらないことも考えたりした。
私が降りる駅まであと2駅ほどのところ。最初の異変に気が付いてから約15分ほどで息苦しさや不安が消えていった。
パニック発作はやはり長く続くものではない。時がくればおさまるんだ!
ああ、終わった。
でも、ずっと体調が落ち着いてたのにどうして突然こんなことになったんだろう。。。
原因は悪条件が重なったせい
・生理前だったのでPMS(PMSって?)が少しつらかった。だるさと軽いめまいが出ていて、けっして体調が万全とはいえない状態だった。
・ランチの時に飲んだコーヒーがちょっと濃かったのにも関わらず、美味しくて飲みほしてしまった。カフェイン耐性があまりないのに、美味しいからといって気にせず飲んでしまったのも良くなかった。
・最近は車での移動が主。たまに電車に乗ることはあったけど、一人で乗るのはかなり久しぶりだった。
こんな感じの悪条件が重なり、久々の発作(?)を誘発させてしまったもよう。。。
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これからやるべきこと
まずはなんとか発作をやり過ごし、目的地まで到着できたことを喜ぼうと思う。苦しかったし、怖かったけど大きな発作に発展することなく対処できたのだから。
でも、電車を降りて歩きながら、『ああ、症状が出ちゃったんだなあ』って残念な気持ちになってきた。
そして、ちょっとだけ『怖かった』というイメージが頭の中に残ってしまった。
だから、しばらくはガンガン外出してみることにする!
電車にも乗ってみる!次はきっと大丈夫!
きっと怖かったという記憶も消せると思う。
ここで逃げたら元の私に戻ってしまう。
ただ、生理関係のホルモンが落ち着いてからね。
もちろんカフェインも外出する日は絶つことにする。
早寝早起き、体調管理もしっかりしていこう。
良い報告ができるようがんばるね!
パニック障害で妊娠を希望しているけど薬はどうした?断薬したの?という質問
こんにちは。
今回は妊娠中の薬の服用について、私の体験談や参考にした資料などについてお話ししたいと思う。
なんでブログに書いてみようと思ったかというと、私がパニック障害を完治させることができぬまま妊娠、出産したことから、SNSなどで同じパニック障害をもつ女性から質問をされることが多いから。
『シェリーさんは妊娠中も薬を飲んでいたんですか?』
『妊娠前に断薬したんですか?』
とかね。
パニック障害だとほとんどの人が服薬治療をしているでしょ。だから、妊娠を将来希望している人にとっては薬の胎児への影響がとても不安なんだよね。
私も妊娠前も妊娠中も薬について悩み、とても気持ちがわかるので、私の体験談なんかで良ければ・・・と話をきかせてもらったりしている。
妊娠前から妊娠発覚、出産までの薬の服用について私の体験をもとにまとめてみるね。
※この記事は医師監修ではありません。私の体験にもとづくものなので、参考にされる方は自己責任でお願いします。 スポンサーリンク そこで主治医に相談をして初めてSSRIというものを服用することになった。 パキシルについて 2000年に発売されたSSRIです。効果の強さ、キレの良さには定評があり、「SSRIの中で効果の強さは最強」と評価されることが多いお薬です。重症例に対しても頼れるお薬ですが、その分副作用も多めです。 引用:せせらぎメンタルクリニック この薬はやめる時は覚悟が必要だが、効果はとてもいいよっていう薬。 一番怖かったのが、薬の催奇形性(さいきけいせい)。 催奇形性とは、妊娠中の女性が薬物を服用したときに胎児に奇形が起こる危険性のことです。 引用:たまひよnet 今飲んでいる薬が胎児にどんな影響を及ぼす可能性があるのか?妊娠を継続するにあたり、どの薬なら服用することができるのか? 私が参考にしたのは、薬の胎児への影響を段階で表したもの。 オーストラリア医薬品評価委員会・先天性異常部会による分類。大きく A、B、C、D、X の5段階のカテゴリーに分類される。 虎ノ門病院が胎児危険度分類を独自に作成したもの。 自分が飲んでいる薬の危険度を知りたい人はこちらのサイトが便利です。http://www.okusuri110.com/kinki/ninpukin/ninpukin_04-090.html スポンサーリンク 私が服用していたパキシルは、オーストラリア基準だとカテゴリーD。 デパスに関しては、オーストラリア基準でカテゴリーC。奇形は起こさないけど、赤ちゃんによくない影響はあるかもしれないよと書いてあった。 主治医とも相談し、まずはパキシルを減らしてみることにした。 その当時パキシル30mgだったのをまずは20mgにした。 順調にパキシル減薬が進んでいたさなか、私は妊娠した。 そして、変な勘が働いてフライング検査をしたので生理予定日前の、妊娠週数で言えば3週目に妊娠に気づくことができた。 妊娠4週未満 妊娠検査薬で妊娠判定が出た私は主治医に指示を仰ぐべく病院に駆け込んだ。 処方されたのはアナフラニール。古いタイプの抗うつ剤である。 妊娠がわかって私はすぐにパキシルとデパスの服用をやめた。 なぜシャンビリと呼ぶかというと、耳鳴りがシャンシャン鳴り、手足がビリビリしびれるという症状が由来になっているようです。シャンビリは医学的な専門用語ではなく、患者さんの間で用いられている俗語のようなものですが、SSRIの離脱症状の特徴をとてもよく表している言葉です。 引用:せせらぎクリニック 私の場合、断薬後、数日でシャンビリ的な症状があらわれた。 買い物にでかけるのもしんどいくらいだったので、できるだけ家で安静にしていた。嵐が過ぎ去るのをひたすら待った。 不思議なことにデパスも飲んでいなかったのに、パニック障害の症状である不安感はなかった。 私は離脱症状が起きてからだいたい1週間ほどで楽になってきた。 パキシルとデパスの断薬をして、離脱症状が出て、それがおさまるまでの日数は10日ほどだった。 ただ、つわりが落ち着いたころからたまに不安感が出るようになり、主治医と相談の上、デパスをつらい時だけ1錠または錠剤を割って半分だけ飲んでいた。 パニック障害でもつらい断薬を乗り切り、薬を最小限に抑え無事に赤ちゃんを出産することができた。 でも、出産を終え、冷静になって考えてみると私のやり方はとても浅はかだったと思う。 パキシルの減薬⇒断薬ができていないのに妊娠したことはやはり良くなかったと思う。たまたま超初期に妊娠を確認できたから、赤ちゃんに影響のない妊娠週数で断薬できたけど、もし気が付かなかったら薬の影響がでていたかもしれない。 デパスに関しても妊娠中不安を感じることの悪影響を考え、主治医の指示のもと服用したけれど、万が一子供に何かあったら一生自分を責めることになってしまったんじゃないかなあと思う。 パニック障害という病気は都合のいいタイミングで治るものではないし、妊娠を希望している人にパニック障害治してから妊娠したほうがいいよだなんて言えないけど、薬の危険性を知り、主治医と相談しながら慎重にすすめてほしいなあと思う。 スポンサーリンク
私は結婚前、仕事上のストレスからパニック障害の症状でめまいが強くでていた。
それまでは疲れてちょっと息苦しくなった時や、なんとなくぞわぞわとした不安を感じる時に頓服薬としてデパス0.5mgをたまに飲むくらいだったけど、身体に限界を感じていた。
SSRIは選択的セロトニン再取り込み阻害薬という小難しい名前がついているけど、簡単にいえば脳内のセロトニン量を増やす薬。
その当時はあまり種類もなく、私はパキシルという薬を飲むことになった。
以下引用
ホント、その通りでパキシルの効き目はすごくよかった!!これはヤバい!と思った。何年も悩んでいためまいがすっかりおさまったんだから。
薬を服用していることで、赤ちゃんにどんな影響があるのかとにかく勉強した。幸い夫が薬剤師ということもあり、薬についてよく話し合った。
もちろん主治医にも相談した。
日々調べまくっていた。①オーストラリア基準
カテゴリーAはほぼ安全、カテゴリーBは今のところ証拠はないけど危険は認められていない、カテゴリーC以降は絶対ではないけれど何らかの影響が出る可能性はあるとなっている。
引用:おクスリJP
②虎ノ門病院の基準
ちなみに虎ノ門病院の産婦人科では、「妊娠と薬」外来を開設している。
産婦人科|その他|診療科・部門紹介|虎の門病院
引用:妊娠とくすり
文書によると、人の胎児に不可逆的な障害を発生させる頻度が増えると書いてあった。
1年くらいこの量を続ける。減らした時の体調の変化は特になかった。
調子が良かったので、20mgを一日置きにしてみようか?と主治医にすすめらていれた。
なんで気を付けなかったの?と思う人もいるよね。
でも、妊娠したら何が何でも薬をやめてやる!って、今思えば変な自信があって、完全には気を付けていなかったのだ。
“all or none(全てか何もないか)”の言葉に象徴されるように、この時期に服用した薬が影響するとすれば流産です。逆に流産にならなければ、薬の影響はないと考えてよいでしょう。
今まで相談してきたとおり、パキシルは危険なのですぐにやめて(既にやめてた)、他の薬に変更となった。
SSRI同様、セロトニンを増やしてくれる薬で、安全とは言えないけれど、急にパキシルを断薬する危険性を考えて先生が処方してくれた。
アナフラニールはオーストラリア基準でカテゴリーC。奇形や障害を発生させるわけではなけど、影響がないわけでもないという分類。
パキシルは断薬がきついのでとても有名。服用をやめてから、例に漏れず私にも噂のシャンビリがやっていきた。
シャンビリっていうのは、パキシルみたいな向精神薬の離脱症状の俗語。
なぜかビリビリの症状はでなかったんだけど、頭を少し動かしただけでグワングワンとめまいがし、耳なのか頭の中なのか訳が分からないところで『シャンシャン』音がなっているような感じがした。私の場合ビリの方の症状は出なかった。
シャンビリがきつくてパニック障害を忘れてしまうという変なことが起きていた。
かなり早く落ち着いたのは、徐々に減薬をすすめていたことと、断薬後アナフラニールを服用していたからかもしれない。
その後、妊娠特有のつわりとかだるさのような体調の悪さは安定期に入るまで続いたけど、離脱症状のようなものは出なかった。
それは出産直前まで続いた。
パニック障害を理解してもらうにはどうすればいいの?
周りの家族、友達、同僚などにパニック障害を理解してもらうにはどうしたらよいのだろう?
パニック障害の人の悩みとして、他人になかなか病気を理解してもらえないという声をよくきく。
パニック障害になると、発作が起きた時なんかは本当に怖くて不安で、誰かにすがりたい気持ちになる。
私も症状がとても強かった時は泣いて両親に助けを求めていたんだけど、当時パニック障害という病名自体、全然認識されていない時代で、病院でも病名もつけてもらえなかったから、全く理解されなかった。
息が苦しいとか、気持ち悪いとか、死にそうとか症状を伝えてはいたんだけど、親には甘えているとかしっかりしろとか気持ちの持ちようとか精神論的なことをきつく言われ本当につらかった記憶がある。
パニック発作って、周りがどうこうできることってあまりないんだけど、理解してくれているだけでとても心強いものだよね。
私の病気の一番の理解者は夫なんだけど、以前、軽い発作が起きて固まっていると、余計なことはせずただそばにいてくれた。(現在はほぼ発作が出なくなって落ち着いている)いろいろ声をかけたりするより、こっちから何か頼むまでは静かにしていてほしいというのを理解してくれていた。
みんなに理解してくれとは言わないけど、過ごす時間の長い人には知っておいてもらうと大きな安心感が得られるよね。
だから、親に理解してもらえない、夫(妻)に理解してもらえないという話をきくと気の毒に思う。
こういうケース、けっこうあるんだよね。
苦しみそのものは、患ったことがある人にしか理解できないと思うけど、パニック障害は死んでしまいそうって思ってしまうくらいしんどい病気なんだってわかってくれたらいいよね。
どうしたら相手に理解してもらえるのだろうか?絶対という答えはないと思うけど、考えてみたいと思う。
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まずはストレートに伝えてみる!
調子が悪いとふさぎこんでしまうこともあり、人に何か説明したりするのも億劫になってしまうかもしれないけど、まずは伝えてみる。
自分の病名、どんな症状が起きるのか、どのくらい苦しいのか。パニック障害は怠けているとか、気分の問題で起こるものではなく、れっきとした病気で治療が必要な疾患だと伝えてみる。
メディアを利用してみる
最近ではパニック障害をカミングアウトする芸能人もいたりして、パニック障害という名前くらいは知っている人も多いよね。
生涯で25人に一人の割合でパニック発作を経験するとも言われていることもあり、結構メジャーな疾患になってきた。
テレビの番組でもパニック障害をとりあげられるようになってきた。
そこで、私はパニック障害を話題とした番組を親にみせた。それまで体調が悪いといってもいまいちわかってくれなかったけど、口で伝えるより目だね!テレビの情報は結構あっさり理解してくれた。そして自分たちが間違っていたと謝ってくれた。
そんな都合よくテレビ番組がみつからないよ!って思うよね。そんなときはYouTubeなんかをみせるのもいいよ。
パニック障害に関する投稿は山ほどあるから選んでみてね。
※発作シーンを含む場合があるので気を付けてね。
診察に同行してもらう
これも私は実践した。
夫と結婚する前からほぼ発作が起きなくなるまでの数年間は診察に付き合ってもらった。私が抱えている病気が何なのか知ってもらい、どう治療していけばよいのか共有してもらうためだ。
家族が患者にどう接したらよいかアドバイスをもらえることもある。
身内が話していることは理解できないという人も、医者の言っていることは素直に聞き入れる人も多い。
本や、情報をプリントしたものを渡す
現在ではパニック障害に関する書籍もだいぶ増えた。そこそこの規模の書店にはパニック障害関連の本はかなり並んでいる。
治療法は記された本も栄養面から攻めるものもあれば、心理療法的なものもあり勉強になる。
人に伝える方法はいろいろあるけど、本などの読み物なら苦にならなそうな相手なら本や印刷物を渡して読んでもらうのもいいと思う。
こんな感じに要点だけ付箋を貼って渡すのも、相手にとって負担が少なくなるんじゃないかなと思う。
さいごに
この病気を人に理解させるのは難しい。何が起こっているのかすごくわかりづらいからだと思う。
本当はとても苦しいのになぜか怠け者扱いされるのが悔しい。
でも、強い不安を伴うだけに周囲の人がどう関わってくれるかが結構重要になってくる。
私みたいに、苦しんでいるのに叱咤されたりするのは最悪のケースだと思う。
伝える方法について何点かあげさせてもらったけど、伝える相手も百人いたら百通り受け止め方も違うので正直理解してもらえるのかわからない。
でも、まだ実践していないことがあれば参考にしてもらえればと思う。
理解を得られず苦しんでいる人が一人でも減ることを祈る。
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