パニック障害だと医療保険の加入は非常に困難である

このブログを開いてくださっている方はパニック障害の方もしくはそのご家族、友人などの身近な方なのかなあと思います。

パニック障害って、比較的若い年齢の人がなりやすい病気だからもしかしたら医療保険、生命保険など未加入の方もいるのかなあと思う。

私の世代だと家族持ちも多いし、加入していないという人はあまり見かけないけど、学生時代や就職してまもない20代前半くらいのころは加入していない人が多かった。 というのも私が勤めていた会社では、会社内に保険サービスをやっている部署があって格安で加入できたんだけど、加入するしないの話になった時、若い故自分には関係ないと言う人も随分いた。

私が『パニック障害』と診断を下されたのは、23歳くらいのころなんだけど、それより前に親が勝手に生命保険に加入してくれていた。 とはいっても入院1日5000円の軽めのものなんだけどね。発症前に加入してくれてた親には本当に感謝。

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パニック障害はまず審査に通らない

子供ができて、親が加入してくれていた保険だけだと少し不安な感じがした。

子供がいる状態で私が入院するとなると、医療費以外の託児所やら家事代行などいろいろかかると思ったから。

ということで、追加して入院1日5000円くらいの入院保険に入りたくてネットなどで調べまくったんだけど、パニック障害で加入できる保険はまずないといってもいい。

隠して告知しなければ審査は通るけれど、結局何か病気をすれば既往歴を調べられて告知義務違反になるだけ。 保障を受けられないばかりか、払っていた保険料も返してもらえないという最悪の事態になるので加入の際は必ず告知しなければならない。

私が加入した保険

結局どこの保険もパニック障害はNGだったので（申し込み用紙のチェック項目に精神科疾患の欄が設けられている。）、引受基準緩和型の保険に加入することした。 

引受基準緩和型保険って？？

引受基準緩和型（ひきうけきじゅんかんわがた）とは、引受条件（保険に加入する条件）を緩和しているため、持病や健康上の理由で保険加入をあきらめていた方でも加入しやすくなった医療保険です。

それでもある程度の条件はあって、保険会社が定める特定の疾患に罹患していたり、入院中だったりすると加入できない。

そして、厳しいなあと思ったのは過去5年以内にうつ病の診断を受けた人もNGだということ。私は幸いパニック障害だけだったから加入できたけど、パニック障害とうつ病は併発しやすいことを考えると厳しい内容だなあと思った。

精神疾患（うつ病など）＝自殺する可能性がある 残念ながら保険屋さんにはそうみなされるよう。

この引受基準緩和型の保険は内容の割に保険料が高い。 因みに私が加入したのはオリックス生命のキュア・サポートという保険。 ⇒オリックス生命のキュア・サポートHP 母が加入してくれていた保険は月額2000円で入院保障日額5000円、保障日数が124日。 私が加入した引受基準緩和型保険は月額3310円で入院保障日額5000円、しかし入院保障日数は60日。

ついでにガン保険にも加入してみた

なんで？って。私と同年代の友人がガンになった。

同年代の知り合いがガンになったという経験がなかったから、話を聞いて私も他人ごとではないなあと思った。 でもね、友人のガンは場所がかなり良くて、短時間の手術で全て取りきりその後5年経過しているけどバッチリ元気。数年前に咳が止まらなくて『もしや転移？？』という事件があったけど、結局何事も無くホッとした。

そんなことがあって、私もガン保険に入ろうと思った。 ガン保険は精神疾患の告知はかなり緩いところが多い。とはいっても、私は1件断られて、2件目のところで加入することができた。 私が加入したガン保険はこれ。 ⇒カチッと終身ガン保険

健康な人がうらやましい

私のガン保険加入に合わせ、夫の保険の見直しをしたんだけど、持病がないとまあサクサクと手続きが進む。 健康な人っていいなあとつくづく思った。

パニック障害だと保険選びがこんなにめんどくさいと思わず、全て整うまでちょっとしたストレスだった。 あまり知識のない中、ネットだけを頼りに加入したけど、本当にこれでいいのか自信はないんだよね。 最近は気軽に保険の相談ができるお店がショッピングセンターにあったりするから一度相談してみたいなあ。 とはいっても持病の話をするのは少し嫌だけどね。