【パニック障害】少しだけ光が見えてくる。

初めての発作を起こしたのが18歳の夏。

前回の日記にも書いたように、急性期の苦しみは最悪だった。

転機は１月のセンター試験が終わったころかな。センター試験は、なんと試験の最中に発作が起きてしまい、保健室に移動して受けた。発作を起こした分時間が相当削られたのもあり結果は最悪だった。

最悪ではあったけど、親の望むとおり国立には選ばなければ入れそうだった。

そこで、もう勉強したくない（正確にはできる状態ではない）ので手堅い線の大学を受験することにした。

志望校は諦めた。とにかく受かって楽になりたかった。

センター試験が終わってからはさらにゆったりと過ごすことにした。

受験する大学の前期試験は新幹線とバスで移動3時間ほどかかるところだったので、母に付き添ってもらった。

その時ね、バスで母に言われたの。

『〇〇ちゃん、今日は具合悪いって言わないね。』って。

しょっちゅう具合悪いだの、死にそうだの行ってたからね。

確かに新幹線や高速バスに乗るというのはそれまでは避けてきたことだった。発作起きるのが目に見えてたし。でもその時は不思議と平気だった。

前期試験も前の晩たっぷり眠れたのもあり、センター試験の時のような失敗はなかった。

3月某日。

合格したよ！

志望校じゃなかったけれど、ストレスから解放される喜びで涙が出た。

そのころからだいぶ身体が楽になってきた。

急性期を乗り越えたんだと思う。

続く・・・・・・

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