パニック発作~地獄の日々が始まる~①
※今回もパニック障害の詳細な発作体験の記載があるので体調がすぐれない方は閲覧注意です。
前回のブログに書いたけれど、私のパニック障害人生は高校3年生の夏にスタートした。
初めての発作が起きた時は何の病気かわからなかったし、ただ単に調子が悪かったのかな?と思っていた。
だから少し身体を休めれば良くなると思った。
初発作の夜も何とも表現しがたい苦しさがあったけれど、病院に駆け込んだ時のような死にそうという状態ではなかった。
多分寝たらすっきりしているはず。
とりあえず寝る。
でも翌朝になってもなんとなくモヤモヤとした胸の苦しさや、だるさみたいなものは消えなかった。
『一体何が起きているんだろう?』
翌日もその翌日も、例えようのないモヤモヤと気分の悪さが続いた。
息苦しい感じもあった。
風邪なんかだとだんだん楽になっていく感じってあるでしょう?
でもずっと変わらない。
むしろ体調が気になって、そこに集中してしまうせいか余計具合が悪いような気さえしてきた。
ある休日、父と母が買い物に出かけるというので私が留守番をすることになった。
玄関から二人が出ようとしたとき・・・・
また初の発作の時に感じたような死んでしまうという強い不安感に襲われた。
『お母さん、行かないで!!!』
結局両親は買い物に行くことができず、怒られた。
父も母も、その時は『息を吸いすぎたバカな娘』と思っていた。
医師からの過呼吸の話だけを聞いてそう思ったみたい。
後々書くけれど、家族の理解をえられるまでだいぶかかった。
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次回は学校や外出先での様子を書きます。
続く・・・・・