幸せママのパニック障害克服ブログ

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はじめは絶望的に苦しかったパニック障害。それでも就職、結婚、出産できました。パニック障害との上手な付き合い方を書き綴ったブログです。

最初のパニック発作。

今回は初めてのパニック発作の様子を書きます。

 どんな症状が出たのか書くので閲覧注意です!! 
 なんでかって、症状がつらかった時期、私が他人がパニック発作を起こしているのを見たり聞いたりするだけで自分まで発作を起こしそうになっていたから。 例えばドラマのワンシーンで過呼吸になっている姿を見ただけで、もらい過呼吸(そんな言葉ないが)
になりそうだった。 HIRA99_kaidankarasugoigyousoumiorusu500.jpg 
体調の良い人だけ読んでニャン。 

あれは高校3年生の残暑厳しい時期だった。 そのころ私は受験勉強に追われていた。 

志望校に成績が追い付かない状態で、かなり追い詰められていた。 
今ならなんとかなるさ~と思える貫禄があるけれど、高校生とはいえ子供だった私には焦りしかなかった。
 勉強時間は休日は毎日10時間以上。それでもなかなか伸びない成績に相当なストレスを抱えていた。 
そんなある日、暑いから家のそばの坂の下にある自販機にジュースを買いに行った。 
ジュースを買って、坂の上にある自宅に向かって坂を登る。 

呼吸はハアハア言ってたけど暑いし坂だし息が上がったかな?くらいに思い、そのまま何も考えず呼吸していた。
 自宅に着くころになると、なんとも言えない気分の悪さ。
 疲れかな?
と思い横になるもののどんどん具合が悪くなっていった。 
息が苦しい、胸が苦しい、気持ち悪い、手がしびれる・・・なんじゃこれは???

『このまま死ぬの?』 

もうパニック状態だったけれど、その日運よく母が家にいたので必死に訴えた。

「病院つれてって。」

母がさっきまで元気だった娘がもだえ苦しんでいる様子をみて、何が起きているのかわからないようだった。
 ちなみに私はそれまで病気などしたことのない健康な人間だった。
 母は取り合えず、水をもってきてくれたりしたけれど一向に苦しさは収まらず、タクシーを呼び、最寄りの総合病院に連れて行ってくれた。 
時間外だったから頼りない感じの若い当番医しかいなかったけど、診てもらえた。
 そのころには幾分楽になっていたけれど、手足と唇の痺れ感があることを話したら過呼吸と診断された。
 そしてペーパーバック法を教えてくれた。 ペーパーバック法とは。
ここから引用。
紙袋などに口・鼻をあて、吐いた空気を再度吸い込むという行為をくり返し、血中の二酸化炭素濃度を上げる方法
引用: wikipedia

※のちに、このペーパーバッグ法はよろしくないという意見も出てくるので実践は要注意です。 この日は薬が出ることもなく、帰された。 帰宅後も何とも言えない気分の悪さが続き、その日の夕食はカレーライスだったけれど全く食べられなかった。a0002_011975.jpg

こんな昔のことなのに食べ物のことまで事細かに思い出せるくらい衝撃的なことだったんだよね。 
 これが最初の発作。 
ここから地獄の日々が続くだなんて思いもしなかった。 この時点では病名もわからない状態だった。 地獄の毎日が始まる。 続く・・・・・・
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