セロトニン不足が姿勢の悪さの原因になることも!
我々パニック障害患者は脳内にある幸せホルモン『セロトニン』が不足しているという事が明らかとなってきているというのはご存じの方も多いと思う。
心療内科や精神科に行くと、SSRI(パキシル、ジェイゾロフト、ルボックスなど)や、SNRI(トレドミン、サインバルタなど)の脳内のセロトニン濃度を高める処方をされることが多い。 だいたいセロトニン濃度を調整する薬と、抗不安薬と言われる頓服薬的な薬を併用して服用している人がほとんどといった印象。
スポンサーリンク
セロトニンが不足すると起こる意外な問題!
セロトニンが不足するとイライラしたり、緊張しやすくなったり、不安感を覚えたりと心が不安定な状態になるというのは、この病気を患っている人なら何かしらの本やらネットなどの情報で知っているのではないかと思う。
意外な問題とは・・・・ 姿勢が悪くなる という事!!!
セロトニンが不足すると姿勢が悪くなる理由
抗重力筋という筋肉の名称は聞いたことがあるでしょうか? その名の通りなんだけど、人間というのは地球の重力によって引っ張られていて放っておけば体は曲がっていく。
重力に対抗して身体を引っ張り上げ、まっすぐ正しい姿勢を保つ筋肉の事を抗重力筋という。 普通は加齢によって抗重力筋が衰えて行って腰が曲がってきたりするんだけど、パニック障害や鬱などでセロトニンが不足すると抗重力筋の緊張が低下してしまう。 そうなると姿勢ばかりではなく、表情にも張りが無くなったり、目元にも力がなくなってしまうこともある。 なかなか自分の姿勢がどうなっているのかわかりづらいと思うけど、身近に聞ける人がいたら確認してもらってもいいかも。 私は夫に姿勢が悪いと言われる。
姿勢を矯正してみる(挑戦!)
夫がこんなものをプレゼントしてくれた。
嫌味なのか本当に心配しているのか本心は定かではない。
大山式ボディメイクパッドPRO
これを足の指にはめておくだけで姿勢が補正されるというすごいアイテムだ。 装着することで足指で踏ん張ることができるようになり、体の重心が正常になるそう。
私のように20年もパニック障害と付き合っているような人は相当体のバランスや重心がずれているだろうなあと思う。
姿勢が悪いのはなんともかっこ悪い。だらしなく見えるし、やる気のない人にも見えかねない。 印象も気になるし、悪い姿勢は内臓にも影響があるからよい姿勢を目指したいと思う。
今使ってるけど、歩くと重心がいつもより後ろにかかっているのがわかる。 つまり、私の体は前傾していたという事だよね。なんかショック。
この大山式ボディメイクパッドはスチレン系エストラマーという素材でできているんだけど、さわり心地はゴムみたいな感じで足指にしっかりフィットする。 でも使い始めはすごく痛くて拷問かと思った。 しばらくすると痛みもほとんど感じなくなった。 しばらく使ってみて姿勢に変化がみられるかどうか試してみたいと思う。
とはいってもセロトニン不足なのは変わりないから、前の日記にも書いたように日光浴をしたり、セロトニンを増やす食事(チーズや豆製品など)を積極的に摂るという事も忘れずに行っていきたいと思う。
|