幸せママのパニック障害克服ブログ

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はじめは絶望的に苦しかったパニック障害。それでも就職、結婚、出産できました。パニック障害との上手な付き合い方を書き綴ったブログです。

パニック障害ママの育児が始まる。

妊娠・出産を乗り切り、2010年、私はママになることができた。 PAK89_kohitujisan20141223113209500.jpg

 

赤ちゃんはいたって健康で、体型も標準。(49cm/2960g) ずーっと心配し続けてた、薬による影響も全くなかった! 本当にホッとした。 性別は男の子。女の子が欲しかったけど、生んだらそんなのどうでも良くなってた。 ひたすらかわいいと思った。

母乳育児をスパッと諦める

母乳育児を推奨している病院って多い。そして、母乳で育てるべき!と強く信じている人も多い。 確かに母乳育児にはメリットが沢山ある。

子供が病気に罹りにくくなるとか、スキンシップがとれるとかね。

 

でも、連日続くであろう睡眠不足や慣れない育児への不安。きっと体調を崩すだろうなという予想がついていた。 頓服薬(デパス)の服用は必須となってくることを考え、母乳で育てたい思いはあったけど最初から諦めることにした。

薬剤師の夫にも相談したが諦めるべきという判断だった。

 

以下、添付文書から引用。

授乳婦への投与は避けることが望ましいが, やむを得ず投与する場合は, 授乳を避けさせること.〔ヒト母乳中へ移行し, 新生児に体重増加不良があらわれることがある. また, 他のベンゾジアゼピン系薬剤(ジアゼパム)で嗜眠, 体重減少等を起こすことが報告されており, また黄疸を増強する可能性がある. 〕

引用:デパス添付文書(田辺三菱製薬

 

しかし、入院している時にすぐに母乳が出たので、薬を服用してない状態で初乳だけあげることができた。 初乳とは ほんの少しだけだけど、私の免疫を分けてあげられた。

ミルク育児のメリット・デメリット

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実際ミルクで育児をしてみて良かったこと、悪かったことをまとめるね。

メリット

・母乳より腹持ちがいいらしくよく眠る。

・どのくらい飲んだか一目でわかる。

・人に預けられる。(夫にマスターさせれば楽ができる!)

・乳腺が詰まるとかいったトラブルがない。(乳腺炎で苦しむ人は多い。)

 

デメリット

・1回ごとに哺乳瓶や乳首を消毒するのがめんどくさい。

・お金がかかる。(息子は乳児湿疹がひどくて、アレルギーの疑いがあったからアレルギー予防のために割高なミルクを飲ませていたから負担が大きかった。)

・外出の時とんでもなく荷物が多くなる。

・栄養(母乳に含まれる免疫を与えられない)の心配がある。

・たまに心ない人に、ミルク育児を批判されることがある。

 

メリット、デメリットはあったけど、私はメリットのほうが大きかったと思う。 まず、デパスを気にせず服用でき、落ち着いて育児できた

夫に預けることができたので、夫が休みの日は息抜きにショッピングやランチに行かせてもらえた。 夫はイクメンで本当によかったと思う。

哺乳瓶などの消毒は、新生児期は3時間置きに飲ませるから大変だったけど、夜中いちいち消毒しなくていいように5本以上哺乳瓶を用意してまとめて消毒した。

他人におっぱいは出るの?とかミルクなの?とか嫌なことを言われたこともあったけど、『病気で服薬してるもので・・』と言えば大概の人を黙らせることができた。

パニック発作を起こさないために気をつけた事

慣れない育児でパニックが悪化したりする例は多いみたい。 特に新生児期は3時間置きに起こされるし、赤ちゃんの様子も常に見守らなければならないし、実にハードである。

でも、やはりパニック障害には無理は禁物である!!

我が家は転勤族というのは前にお伝えしたが、転勤で実家がだいぶ遠方になってしまったので里帰りしなかった。親が仕事をしていてあてにならないというのもあったんだけどね。

だから、基本全て自分でやるということになっていた。 ご実家に頼れる人は頼るのがベストだと思う。でも、そうもいかない人は私の経験を参考にしてもらえたら嬉しい。

 

私が身体に無理をさせないために実践したこと

・シッターなどを頼む。私は産後貧血が出て沐浴させるのが怖かったので、沐浴のみシッターさんを頼んだ。1日1時間だけど、ついでに育児の相談をさせてもらったりして、精神的な支えにもなってくれた。  

シッターさんって高いんじゃないの?って思う人もいるかもしれないけど、自治体などのファミリーサポートなら1時間700円程度。私がお願いしていたところもNPO法人の団体だったから1回1000円だった。土地によっても変わってくると思うけね。

・先ほども述べたけど、夫が休みの日は私も育児を少し休ませてもらった。普段、夫は朝から深夜までいなかったからかなりストレスフルな状態だった。だから夫の休日は羽を伸ばしストレス発散に努めた。

・体調が悪い時はシッターさんに頼める環境を整えておいた。私は自治体の育児相談などの窓口(相談窓口は広報やHPに載っていることが多い。)に問い合わせて何人か頼める人をリストアップしておいた。 もちろん金銭面で負担にならない良心的な料金のところね。自分がどうにかなってしまった時に頼める人がいるというだけで大きな安心感につながる。

・少し大きくなってから(8ヶ月くらい)、保育園の一時保育を利用した。最初は心療内科の通院のために利用するという事で申請したんだけど、リフレッシュ目的でもOKだったので心が疲れてきたなあと感じた時は利用させてもらった。一時保育の利用は幼稚園に入園するまで続けた。 これも地域によるかもしれないけど、私が利用していた保育園は4時間で1000円だった。(食費込)

・家事は適当にやる。少しくらい掃除をサボっても死にません。 食事は身体がしんどい時は宅配を利用した。

おすすめはこれ。⇒セブンミール日替わり弁当★ セブンイレブンのお弁当なんだけど、野菜120g以上、15品目以上の食材を使用しているという非常にヘルシーなお弁当。これなら夫の体調管理もできると思いよく利用した。セブンイレブンがある地域であれば500円以上の注文で無料で届けてくれる。

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息子が乳児だったころの育児はこんな感じで乗り切った!

普通の健康な人であえば少しグータラな感じがするかもしれないけど、パニック障害の人は少しグータラくらいがちょうどいいと私は思う。

いろんな人や施設に頼ることに最初は抵抗があったけれど、子供のためにも元気でいなきゃならないと思う。だから割り切る!! ちょっと工夫が必要な状態にあるだけなんだと思う。 これから赤ちゃんを授かろうとしている人の参考になれば幸いです。

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