【日記】ひさしぶりに電車の中でパニック発作を起こしかけた!
私は数年前に主治医に『寛解』と言っていただき、完治したわけではないけれどもここ数年はパニック発作を起こすことなく平和に暮らしていた。
しかし、先日、 これはヤバいかも!!という状況に陥った。
とても久しぶりだったのでショックを受けているんだけど、ここは乗り越えていかねばならない!
だから、その時の状況などを反省として記録しておこうと思う。
その日の行動
その日は定期健康診断があったので、夫と一緒に電車に乗り病院へ向かった。
健康診断は少々混んでいたので2時間ほどかかった。健康診断の最中、体調に特に変化はなく、周りにたくさん人はいたけど心は平和だった。
健康診断が終わり、夫とランチ(ここでコーヒーも飲む)。
その後夕方まで街をぶらつき、買い物をしたりしてたに過ごした。
夫がその後会社にちょっと行く用事があるというので、夫とはそこでわかれ、私だけ先に一人で電車で帰宅することにした。
電車の中で発作をおこしかける
夫とわかれ、帰宅ラッシュの始まる17時台の電車に乗った。
始発駅から乗ったので座ることができた。空いていた席はちょうどシートの真ん中あたりだった。
次の駅から続々と人が乗り込んできた。
でも、その時は私は平常通り。
私が下りる駅は9駅目。20分ほどの乗車時間だ。
暇なのでスマホでTwitterを見たり、ビットコインの相場を見たりしてボケーっとして過ごしていた。
しかし、乗車して3駅目あたりにさしかかったころだろうか。何とも言えない不安感を感じ始めた。
電車はまずまず混んでおり、ビジネスマンが多い時間帯だったのでシーンとしていた。その静けさが不安を徐々に増幅させていった。
不安感の次に来たのが息苦しさだった。呼吸が浅くなり、息を吸いたい感じが出てきた。これはマズイ!と思い始めた。
過呼吸の一歩手前の段階だ。
久しぶり。この感覚。。。
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この状況をどう乗り切るか焦りながら考えた
電車の中には助けを求められる人はいない。この満員電車で過呼吸なんか起こしたら注目の的だ。
パニック障害の人に有りがちな思考に陥りそうになる。
このままでは飲み込まれてしまう。
まずは、落ち着こうと思い、バッグに入れてたミンティアを取り出す。
きっとこれを食べれば気持ちを切り替えられるはず。
そして、ミンティアを一粒口に入れる。
なんかまだ息苦しい。助けて~
そしてもう一粒。いまいち効果がない。今回のヤツは本気だな!と思う。
負けじと次の作戦へ。
昔通ってたクリニックの先生に教えてもらったタッピングを試みる。(フルコースは電車ではできないから手の甲だけやった)
タッピングって何ぞや?という人へ
www.jatft.org
ほんの少しだけ息苦しさが楽になったような気がした。
でも、事態は収束していない。
座っているという動けない状況がいけないのかな?と思い、席を立ってドアの方に移動しようかとも考えたけど、混んでいて私が立てそうなスペースはなかった。
降りるわけでもないのに席を立つのもかなり不自然なのもあり、じっと席で耐える。
不安感と息苦しさを感じながら、いろいろなことを考えた。
パニック障害について主治医に教わったこと、自分で学んだことなどを頭の中で何度も思い出した
発作は10分やそこらでおさまるもの。時が解決する。
もちろん死なないし、脳がちょっと悪さしているだけ。
呼吸をするときは、吸うより吐くこと優先しよう。
私がそんなことを考えているなんて、周りの人々は想像もできないだろうな。。。なんてくだらないことも考えたりした。
私が降りる駅まであと2駅ほどのところ。最初の異変に気が付いてから約15分ほどで息苦しさや不安が消えていった。
パニック発作はやはり長く続くものではない。時がくればおさまるんだ!
ああ、終わった。
でも、ずっと体調が落ち着いてたのにどうして突然こんなことになったんだろう。。。
原因は悪条件が重なったせい
・生理前だったのでPMS(PMSって?)が少しつらかった。だるさと軽いめまいが出ていて、けっして体調が万全とはいえない状態だった。
・ランチの時に飲んだコーヒーがちょっと濃かったのにも関わらず、美味しくて飲みほしてしまった。カフェイン耐性があまりないのに、美味しいからといって気にせず飲んでしまったのも良くなかった。
・最近は車での移動が主。たまに電車に乗ることはあったけど、一人で乗るのはかなり久しぶりだった。
こんな感じの悪条件が重なり、久々の発作(?)を誘発させてしまったもよう。。。
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これからやるべきこと
まずはなんとか発作をやり過ごし、目的地まで到着できたことを喜ぼうと思う。苦しかったし、怖かったけど大きな発作に発展することなく対処できたのだから。
でも、電車を降りて歩きながら、『ああ、症状が出ちゃったんだなあ』って残念な気持ちになってきた。
そして、ちょっとだけ『怖かった』というイメージが頭の中に残ってしまった。
だから、しばらくはガンガン外出してみることにする!
電車にも乗ってみる!次はきっと大丈夫!
きっと怖かったという記憶も消せると思う。
ここで逃げたら元の私に戻ってしまう。
ただ、生理関係のホルモンが落ち着いてからね。
もちろんカフェインも外出する日は絶つことにする。
早寝早起き、体調管理もしっかりしていこう。
良い報告ができるようがんばるね!