幸せママのパニック障害克服ブログ

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はじめは絶望的に苦しかったパニック障害。それでも就職、結婚、出産できました。パニック障害との上手な付き合い方を書き綴ったブログです。

パニック障害でもディズニーランド&シーを楽しむ方法

パニック障害になると、発作が起きるのではないか?という恐怖から行動が制限されることが多い。

私も治療を開始し、症状が落ち着くまで遠出や人混みへの外出はとても怖かった。

 

症状が落ち着き、パニック発作をほとんど起こさなくなった現在でも全く不安がないわけではない。

それでも、様々な工夫をしながら健康な人と変わらないレジャーを楽しむことができている。

 

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今回は、私が大好きなディズニーリゾートを楽しむ際に工夫していることをご紹介したいと思う。パニック障害発症後10回以上訪れた経験がお役に立てばうれしい!

 

基本的な注意点

 どこに外出する時でも気を付けてほしい基本的な注意点をまとめてみた。

・前日までは疲労を避け、睡眠をたっぷりとり体調を整えておく。

・カフェイン(コーヒー、紅茶、緑茶、コーラ、チョコレート)などの刺激物をとらない。

・頓服薬をすぐ取り出せるところに用意しておく。

パニック障害を理解してくれている人と行く。

・気温をチェックし服装や装備品を整える。暑すぎや寒すぎは発作を誘発する。

・疲れたら休めるよう、無理のないスケジュールを立てる。

 

閑散期を選ぶ

ディズニーのアトラクションはとにかく待ち時間が長い。待つということが苦手なパニック障害患者にとってはつらいシチュエーションだ。
 
10年ほど前のディズニーランドと比較すると、外国人旅行者も増え、空いている時期がだいぶ減った。それでも、できるだけ閑散期を狙って入場しよう。
 
役に立つのがディズニー混雑予想カレンダー。私は毎回このカレンダーを参考に日程を決めている。ディズニーファンの中でも信頼度は高いので是非利用して欲しい。

www15.plala.or.jp

ガラガラの日から入場制限のかかるほどの歩く隙間もない激混みの日の8段階で表示されている。

今までの体感でいうと、5段階目(ピンク色)の やや混雑

レベルから相当待ち時間が長くなる。

人気アトラクションであれば120分待ちもざらになる。

 

可能であれば、4段階目(黄色)の まあ混雑

より空いている日を選択して欲しい。

 

お奨めは、学校の年度初めの始業式の後と、夏休みの前だ。 

 

狙ったアトラクションはファストパスをとる

ファストパスとは、「無料」でもらえるアトラクションの優先乗車券のことだ。
パスポートをファストパス発券機に通すと指定された時間に優先的に乗車することができる。(ほぼ待たずに乗れる)
パニック障害患者は待つことが苦痛に感じやすいのでこれは是非利用したい。
 
一定数発券されると終了してしまうので、これ!と言ったアトラクションがあれば開園後すぐの発券が必須。ファストパス発券所はアトラクションごとに設けられているので、予め場所をチェックしておくとスムーズだ。
発券所の記載がある公式ページはないが、基本的にアトラクションの入り口付近に設置されている。
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ゲストアシスタンスカードを利用する

ゲストアシスタンスカードとは。以下引用。
 
疾病、負傷などにより体の機能が低下し(一時的な場合を含む)何らかのお手伝いを必要とされる方の、パークでの負担を軽減するためのサポートツールです。

 ゲストアシスタンスカードを入手すれば、長時間待つことが困難な方は、列ではなく他の場所でアトラクション開始予定時間まで待つことができる。

例えば、60分待ちのアトラクションであれば、入口でキャストにカードを渡すと60分後の時刻を記入してもらえる。その間、好きなところで待機していればOK!

時間になったらアトラクションに行き、カードを提示すればすぐに入場させてもらえる。

 

ただし、このゲストアシスタンスカードには申込み条件がある。

”障がいのある方や、一時的に体の機能が低下している方”が対象となっているが、精神障害者保健福祉手帳の提示が必要だ。

私もそうだけど、パニック障害のみの疾患では精神障害者保健福祉手帳の交付は難しいことが多い。

もし、他の疾患も併発していて精神障害者保健福祉手帳を持っている人はとても便利なサービスなので利用して欲しい。

 

レストランを予約しておく

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 ここ最近のディズニーリゾートの混み具合だと、食事を摂るためにレストランに入ろうとしても1時間待ちなどザラだ。

疲労をさけるためにも、予約をしておくことをおすすめする。

 

予約はネットで利用日の1カ月前の同日10:00から行える。人気のレストランはすぐに満席になってしまうので早めの予約をおすすめする。

⇒【公式】レストランの事前受付(プライオリティ・シーティング)|東京ディズニーリゾート

 

 閉塞感の強いアトラクション・暗いアトラクションを避ける

パニック障害患者が苦手なシチュエーションとして、閉塞感が強い場所や暗い場所があげられる。
 
かなり私の主観が入ってしまうがパニック障害持ちにとって、特にしんどいと感じるであろうアトラクションを紹介する。
 
☆ディズニーランド
カリブの海賊  とにかく暗いので怖い。そして、序盤に予期せぬ落下があるので注意が必要。
ホーンテッドマンション  乗り物に乗る前、真っ暗でとても狭い部屋に入るので閉塞感を感じやすい。時間が15分と少し長め。
白雪姫と七人のこびと  タイトルからして可愛らしいものを想像してしまうが、中はかなり暗くて内容もホラー。
 
☆ディズニーシー
・海底2万マイル  乗り物の動きはゆったりだが断トツで閉塞感が強い。狭い乗り物に乗って深海の旅に出るというストーリー。狭いところが苦手な人は要注意。
・タワーオブテラー  エレベーターが激しく落下する。座席に狭さは感じないがほぼ真っ暗な状態が続く。ディズニーリゾートで恐怖度1.2位を争うアトラクション。落下系が苦手な人は避けた方が良い。
・センターオブジアース  屋内を走行してくがとにかく暗い。最後に落下するところまでの暗さや雰囲気に不安感がある。スピードもパーク内最速なので、Gに弱い人は要注意。
 
その他、閉塞感は少なくてもスリル感があるものなど、発作を誘発する可能性のあるものもある。ネット上にはたくさんのレビューが投稿されているので参考にするのも良いと思う。
お奨めのサイト

 パニック障害でも不安感を感じにくいアトラクション

せっかくディズニーリゾートに遊びにきたのだからアトラクションを楽しみたいよね!
こちらも私の主観たっぷりだけど、おすすめのアトラクションをご紹介する。
 
☆ディズニーランド
ジャングルクルーズ  ボートに乗って、サルやゾウなどの野生動物を観察しながらジャングルを進んでいく。船長さんの面白トークが最高。
・スティッチエンカウンター シアター型のアトラクション。スティッチとリアルにおしゃべりができる。室内は暗めだけど、会話に大爆笑しているうちに終わってしまう。
イッツ・ア・スモールワールド 2018年4月15日リニューアル
船に乗ってゆったりと世界一周旅行をする。子供たちの歌声に癒されるアトラクション
 
 
☆ディズニーシー
ヴェネツィアン・ゴンドラ 手漕ぎのゴンドラ。パーク内の運河をゆったり走行する。景色がよく、開放的。
・アクアトピア  水上を走行する乗り物。クルクル回ったり、急発進したりするが怖さよりもワクワク感たっぷりなアトラクション。屋外なのでかなり開放的。
タートル・トーク  映画ファインディングニモに登場するカメのクラッシュとお話しできるシアター型のアトラクション。アドリブ満載のトークが面白い。
 
☆映画館は平気だよ!という人には...
ディズニーランドのカントリーベア・シアター、ミッキーのフィルハーマジックや、ディズニーシーのマジックランプシアターもおすすめ。
広い映画館のような劇場で眺めるアトラクションなので、乗り物に乗って揺れたり落ちたりする感じが怖いという人にはおすすめ。演出もかなり凝っていて見応えがある。
 

もし気分が悪くなってしまったら

基本的に乗り物系のアトラクションは途中下車はむずかしい。
しかし、搭乗前であれば、キャストに声をかければ退避口から外に出してもらえる。
 
実は私も(今は亡き)スタージェットに乗ろうと、搭乗寸前のところまで行ったんだけど、夕方で暗くなってきたことと、前に乗っていた人の叫び声で気分が悪くなってしまったことがあり、途中で逃げたことがある。ちょっと恥ずかしいけど勇気を出してキャストに声をかけよう。
 
パーク内で気分が悪くなったら救護室もあるのでキャストに声をかけよう。
ディズニーの救護室には医師はいないので、パニック発作に対しての処置は休養しかできないが逃げ場として覚えておいてほしい。
また、休んでもどうしても回復しないときは病院とタクシーの手配はしてくれる。
 
 
 
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